実家の家族も、結婚した相手も、もちろんわたし自身も本が大好き。
なのでいつも沢山の本に囲まれて暮らしてきました。
本棚には収まりきらずピアノの上やソファの上にも侵出し、食事の時には食卓から本を
どけるのがお約束。床の上にも積み上がり、雪崩を起こす。どれもこれも幼いころから
見慣れた光景なので気にしない気にしない。
でもさほど広くもない家なのでさすがにもう置き場所がない。先のことも考えて整理す
るべきかな、それならブログに記録を残せば少しは手放しやすいかも、と思ってブログ
を始めたものの…という顛末は以前にも書きました。
さて、そんな我が家の本棚の中身は。
圧倒的に多いのはわたしの好きな児童文学やファンタジーもの。
それから夫の好きな冒険スパイ小説や自己啓発本。
推理小説、ミステリー、SF、歴史ものもあるし漫画もあるし、
子どもに買った絵本や図鑑や事典なんかもまだとってあるし、
最近ちょっとはまっているのは野鳥関連の本や漫画。
実家から持ってきた、自分の子どものころ読んだ絵本(50年物(笑))も何冊か。
こうやって改めて見てみると、本棚の中身って自分が今まで生きてきた中で何に興味を
持ってきたか、その歴史ですね。「人は食べたもので出来ている」と言いますが
「人は読んだもので出来ている」とも言えるのではないかしら。
「本は手放しても大丈夫、必要になればまた買い直せるし電子本にもなってるし、図書
館で借りることもできる」と言う方もいらっしゃいます。それは確かにそうだとは思い
ます。実際問題すべての本を手放さずに持ち続けるのは個人では難しいことですよね。
でも、本棚の奥から思いがけず懐かしい本に再会したときの喜びだとか、何回も読んで
破けそうになったりいたずら書きとかしてあるようなページに宿る想い出だとか、そう
いった感情はやはり自分の本棚の、紙の本だからこそ抱けるものではないかと思ってし
まうのです。なので結局、本棚はぎゅうぎゅう詰めのままです。
さて、次はどの本を記事にするか、また本棚を眺めてみることにいたしましょう。
(今週のお題「本棚の中身)