最近はブックスタートという活動があって、乳幼児健診の時に読み聞かせをしてくれた
り、絵本をプレゼントしてくれたりするそうですね。
わたしが子育てしていたころはまだそんな素敵な活動はなかったと思うし、
最初の子育ての時は、とにかくミルクとオムツと寝かしつけだけでいっぱいいっぱい
で、絵本の読み聞かせなんてとてもとても…。
時間にすればほんの数分ですが、時間というより、心の余裕が、多分なかった。
自分も本が大好きだったはずなのに。
ようやく余裕が少しできたのはいつ頃だったでしょう?
子どもに絵本ぐらいは読んであげなくちゃ、と半ば義務感で、初めて読んであげた本は
たぶんこれ。
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鮮やかな色合いで描かれた、子どもが大好きな食べ物の絵、
あおむしがむしゃむしゃ食べ進む仕掛けの面白さ、
さいごに大きなちょうちょになる驚きなど、子どもの心をつかんで離さない絵本です。
うちの子も目をキラキラ、おててをバタバタして喜んでましたっけ。
それ以来、毎日毎日朝昼晩、何回も、何百回も、何千回も、一緒に読みました。
しゃべれるようになってからは、回らぬ舌で
「げちゅようび、りんごをひとちゅ、たびまちた」
なんて言うのもかわいらしかったなぁ…。
ピーク時は全部そらで覚えて、まだ文字は読めないはずなのに、
一人でページをめくりながら「読んで」ました。
読み聞かせしていた時間って、今思うと結構短かったです。
「あたらしい本を入れたいから、もう絵本は読まないからどけて」
と子どもに言われてちょっと悲しく思いつつ、
せめてブログにアップしてから片付けようと思う今日この頃です。